学位記授与・修了証書授与(令和2年3月7日)

本年度は、卒業生ならびに教職員・保護者・来賓が一堂に会する式典は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から取りやめることとし、学位記の授与・修了証書の授与をゼミごとに分かれ、担当教員により執り行う形で実施しました。 7号館1Fのロイアカデミアホールにおいては、表彰式が手の消毒とマスク着用徹底の元、ごく少数で執り行われました。表彰式では、「聖マリア学院賞」を受賞した看護学部11期生の飯田知夏さんが、本来式典で披露する予定であった答辞を読みました。本学での4年間の学修の中で、「看護専門職者として患者さんの傍にいることの意味、看護専門職者として求められる能力、これを欠いたところに患者さんの痛みや苦しみを理解することは困難であることを実感した」と看護の道を歩むことに対する責任感や思いが述べられました。また、教職員、実習指導者、友人や家族への感謝の言葉が述べられ、最後に「聖マリア学院大学で学んだことを誇りに思い、世界市民の一員としての自覚を持ち、『アガペの愛-他者へ向かう愛』の実践者として日々研鑽し成長していくことを誓います」と力強く述べられました。

表彰式のあと、植樹式が行われました。卒業生代表よりハナミズキの木が贈られ、正門そばに植樹されました。